クマコの日常

西ヲタの徒然日記

9th Movie「名探偵コナン−水平線上の陰謀−」感想

公開から約2週間。
会社帰りに観てきました。
気付けばコナンも今年で9作目。
来年はいよいよ記念すべき10作目です。
1作目から毎年、映画館で欠かさず見ているわけですけど・・・・・・
年々、推理が簡単になってってるような気がします。
そうなると楽しみになってくるのはコナンの超人っぷり。
毎年、毎年見る度にグレードアップしてます。
最初はそんなに超人っぷりなシーンってなかったんですけど。
4作目の「瞳の中の暗殺者」当たりから、普通じゃ考えられない行動してます。
そして今年もやってくれました。
(ここからはネタバレ含みますので、続きを読みたい方だけお進みください)
コナン、あんた種デスで言うところのスーパーコーディネ−ター=キラ様ですか?
ボートの操縦が高校生のくせに出来るのはおかしいだろう・・・というお約束のツッコミはおいといて。
ゆうに2m弱はあるボート間を何の踏み台もなしに跳び越すなんて。
常識じゃ有り得ませんよ。
まぁ、でもこれぐらいはまだまだ序の口。
これから先、もっと有り得ないことが起こるんだろうなぁと思っていたら案の定。
起こりましたよ。
ラストシーンで、例によって犯人と共に現場に残った毛利父娘とコナン。
沈み行く船の上で海上○安庁のヘリの救助を待ちます。
一時は無事に3人とも引き上げられ、助かったのか・・・と思いきや甘いんです。
そう普通に助かっちゃつまりません。(おいおい)
蘭かコナンの身に絶対何か起こるだろうなぁ・・・と思っていたところにドラマがありました。
突風にあおられ、ヘリが大きく揺れコナンを抱えてた救助隊員が船首のポールに激突。
激突の仕方からすると、あれは背骨とあばら折れたんだろうなぁ。
なんて冷静に判断しつつも、救助隊員が激突した際、放り投げらコナンは甲板に落下。
何とか小五郎につかまろうと奮闘するコナン。
そして意を決して飛び掛ったものの、小五郎の手をつかめず海へまっさかさま〜
それを助けたのは蘭でした。
でも、蘭はちょっと気を失っていたこともあり、いつもより力が弱かったんです。
でもカワイイ弟・コナンのために蘭ちゃん必死。
けれどそんな想いもむなしくするりと蘭の腕からコナンが落ちようとしたその瞬間、少年探偵団が蘭にあげたブレスレットにつかまり九死に一生を得たコナン。
コナンと蘭のラブラブっぷり全開です。
そのシーンを見て、ある友人は泣いたという話を聞いたんですが・・・・・・
すんません、私、大爆笑しました。
コナンが小五郎に飛び移ろうとしたその絵が、ラピュタのシータとパズーの絵に見える、見える。
更にコナンがブレスレットにつかまって九死に一生を得るシーンも同様。
もう笑いがとまりません。
とにかく無事、助かってめでたしめでたし・・・だったわけですけど。
最後の最後でコナンがブレスレットからネックレスになった金メダルを蘭が歩美にかけてもらうシーンで
「助かったのはアイツら(少年探偵団のこと)が蘭を想う気持ちのおかげだよ」
と呟くんですけど・・・・・・んなワケねーだろ!
大体、あのブレスレット。
鋼鉄のピアノ線で作ってあったんですか?
子供の作るもん、しかも船の上で作った即席のもんですよ。
そんなに頑丈に出来てるとも思えません。
なのにプチッっていかないところがスゴイ。
むしろコナンくん、君、体重確か18Kgだったよね?(コミック参照)
あのブレスレット。
18Kgの重さに耐えられる設計らしい。
いやはやすごいな。
それよりもなによりも、今回は小五郎大活躍。
にゃー、やる時は小五郎だってやる!
私の中での今回の主役は小五郎。
いいとこで伝家の宝刀、一本背負いも出て珍しく推理もバッチリ決めてくれて。
マジでカッコよかったです。
いつもコナンにばっかいい想いをさせているので、たまにはいいですね。
小五郎がカッコいいのも。
来年はいよいよ10作目。
豪華企画をたてているらしいんで、今から楽しみです。